◇◆◇◆ 勝手気ままなひとりごと!◇◆◇◆by akamaje

2006/9 マレーシア(第1部)

マレーシアGP観戦レポ
【プロローグ】
年末に交した北川選手との約束「ルマン耐久」に行けない腹いせに浮上したマレーシアGP
日本から近いことやツアー代が安いことも重要な要因だったけど
例年と違って日本GPと連続しない日程で心が決りました。
1月に知合ったGP新年会のメンバーにマレーシア経験者がいて
情報を沢山貰えたことも決め手だったかも。
いつでも休めるうちの職場と違って、相方の職場はとってもシビア。
今回も2週連チャンの土日出勤でなんとか許可が下りたらしい。

四苦八苦した相方のパスポート取得(←二人で5~6回行ってる)、
珍しく相方がネットで調べ上げた成田駐車場の直前予約。
オタオタしながらも何とか準備は進行。
携帯電話を海外で使えるものに機種変更し、使い方も教えてもらった。
心配はハムスターのヂロちゃんの健康状態(←老衰進行中)位かな。
今回は少年にもちゃんと海外観戦だと話してあるから気が楽♪。

【1日目~出発】
朝5時半起き、6時出発。
悩んだけど結局旅行用トランクは使わなかった。
買うつもりは全然無かったけどあてにして居た人から借りれなかったから。
オーストラリアで荷物が出てこなかった経験からなんか預けるのが嫌だったのよね。
北川選手のサイン入りスポーツバックに圧縮袋に詰込んだ着替えを入れ
定番の黒リュックには観戦グッズ。
めずらしく相方も薄いウエストポーチを付けてもらって
パスポートと旅券の管理をしてもらった。
1時間と踏んだ成田までの道程はスムーズ過ぎて40分で到着。
早速駐車場の業者にAW(エアウェーブ)を引取りに来て貰う。
ちなみに今回の駐車場は1日10名の先着割引を使い、5日間で6、300円(手洗洗車付)。
ちょっと高いけど行き帰りも飛行場で車の受渡しは嬉しい。

さっそく出発ロビーで「GP飲み会」(←そんな会は無い)の面子を発見。
一緒に居たツアー参加者にプチ自己紹介。
チェックインを済ませ、激混みの出発ゲートの行列に並ぶことに。
木曜だというのになんでこんなに混んでるの?
ツアーと言っても成田での行動はバラバラで良いらしい。
免税店で相方の煙草を捜す。
2カートンで時計のおまけが付く。シブシブ2カートン買う相方。
でも1カートン1700円って安いよね。
今回のフライトは往復マレーシア航空。日本人のCAも居たけど
うちらの席の方にはあまり来なかったんでつたない英語が早速始動。
窓際の席なのに翼のせいで雲海はあんまり見れませんでした。残念。
ちょっぴし眠った以外は日本で発売されたばかりのバレ本を読んでました。
結構分厚いけど6時間40分のフライトで約半分読めたか帰って来るまでに読破出来そう。
16時過ぎクワラルンプール飛行場に到着。
荷物を引取るターンテーブルの所で宮城光さんに出会いました。
写真でも・・と思ったけど恥かしいので止めました。
そのターンテーブルの近くで早速両替。現地通貨をみてジワジワ実感が涌いてきた。
イースタートラベルの添乗員兼代表である佐藤さんが
ガイドさんのリンさんと共にお出迎えしてくれうました。
これでツアー参加の皆さんと顔合せ。な~~~んとなくだけど・・。
バスでホテル到着。バスからホテルに降立った途端気が付いてしまいました私。
レース観戦以外なにも考えてないようちら。今夜の飯どうするの?
知識もガイドブックもないし・・・。
初日から路頭に迷いそうだったので添乗の佐藤さんに同行することに決定。
駅前のタクシー3台に分散し、2台目に乗込んだのはウチラ二人+単身組の男性二人。
行先をわかっているのかどうか微妙なタクシー運転手に不安な4人組は
不安材料をネタにし話しているうちに打解けて車内のムードは和気藹々。
4人全員が英語を話せないということが判明し、付いた名前「teamイケテナイ」
うちらの不安をよそにしっかり目的地で下ろしてくれたタクシーの運ちゃんは偉かった。
1台目の既に到着済みでうちら2台目が合流しても一向に現れない3台目。
携帯で連絡を取るとどこか違う場所で降ろされたらしい。
しばらく待ったもののハラベコ組は待ちきれず
迷子組を待たずに宴会を開始しました。
今夜のメニューはスチームボート。
日本でいいう寄せなべのような料理で具材もスープも日本のものとは全然違う。
魚介類、練物、野菜を入れた最後に出てきたチキンラーメンのような麺を
玉子で綴じたのは美味しかったぁ・・・・
ビールもしこたま飲んで1人約700円。安~~~~~っ!
タクシー代がホテル迄で約300円。激安~~~~~っ!
ほろ酔い加減で入浴。就寝は23時でした。1日目終了!
【2日目~予選】
ぐっすり眠ってて6:15のモーニングコールで起床。
うわさのモーニングバイキングを堪能してたら食べ過ぎた・・(汗)
しかもまったりし過ぎて、遅刻しそうになりアタフタ。
サーキット迄は大型バスで1時間。
このバスがまたゆったり椅子なうえに間隔も広くてゴージャス。
リッチな気分になれました。
セパンサーキット到着。
さすが金曜日。しかもオープンして間も無い時間なので誰も居ない。
自由行動になっても見掛けるのはうちのツアー客の人ばかり。
午前のフリーは観戦ポイントを捜してあちこちと移動。
とは言ってもグランドスタンドしか開いてないので
メインストレートと裏ストレートのいずれか。
またこれが長いんだぁ。買物とかレストランまで遠いし・・
観客席からレーシングコースまでは凄く近いのが嬉しいけど
MOTOGPクラスが通ると爆音と振動が半端じゃなく耳が痛い。鼓膜が痒い。
耳栓ほひい・・・
知合いのコネでレプソルチームのパドックを見学することが出来ました。
全然期待してなかったし、何を優遇してくれるのかも知らなかったので
ニッキーやペドロサが間直に来た時はさすがにドキドキ。
いいんですか、うちらこんなところにいて。
案内してくれた方に疑問を投げかけるととても親切に教えて下さって
転倒して帰ってこないペドロサを案じていたらわざわざ聞きに行ってくれました。
1時間程でしたが貴重な体験をさせて頂いてラッキーでした。
後でうちらがいたところをピットレーンから見ると目立つこと目立つこと。
うわ~かなり恥かしいかも。
そんなこんなで本当はパドックに交代で入るというツアーの企画に参加できず
他のライダーには全然会えませんでした。バレに会いたいよぉ!

サーキットで他のツアーの皆さんと別れオプションツアーに出発
海鮮料理とホタルということしか知らず
ハイエースに乗って約2時間。またこのハイエースの運ちゃんが飛ばす飛ばす。
煽るは、車線関係なくぶち抜くは・・・事故るんじゃないかとハラハラしちゃいました。
川岸にある海鮮は美味しかったし、また知らない人と知合いになれたし
ホタルは日本のスケールとは全然違って凄かった。
相方「来て良かった」としみじみも呟いてたけど
君が「みごとなLEDだ。配線仕込むの大変だったよきっと」
なんて言うもんだから私はすっかり興ざめしちゃいました。馬~鹿!
【3日目~予選2日目】
昨日の食べ過ぎを教訓にモーニングを控えめにして出発。
今日も集合にプチ遅刻しちまった。
予選の席をキープし、昨日閉ってたゲートにトライ。
どうやらうちらの持ってる観戦券では入れないというので
新たにチケット購入。
約1000円だったけど1コーナーの突込みから前半セクションが
全て見通せるすごくいい席でうちらは満足。
相方はフリーを全部そこで見てました。
私は今日入るバドックの順番決めがあるというので
グランドスタンドとの間を行ったり来たり。
ジャンケンに勝ってパドックにMOTOGPクラスが走っていない時に入れることに。
バーミュレン、ホッパーと立続けにサインをゲットし、
バレも見つけた・・・と思ったら数人にサインしただけで消えてしまいました。
控室に消える直前、バレがなにかリアクション。
彼の進行方向に居たのはうちの相方にバレがピースサインを返したとか。
えっ、何んだったの?と聞くと
「(バレと)目が合ったのでニッって笑ったらピースサインが返ってきた」
SUZUKIのバイザーにSUZUKIのTシャツの相方だったから
「SUZUKIには負けんぞ」と言う意味だったのかなぁ?
その後、コーリンを発見。
サインはくれたけど「すっげー腹減ってんだよぉ」と。
もちろん英語で・・
他にはプーチさんの後ろに乗って控室にやってきたペドロサ
予選残り30分というところで転倒し膝を負傷したらしい。
まともに歩けない様子にサインどころか声すら掛けられなかった・・
時間を区切られたパドックウォークは残り少なくなり相方の提案で
パドックサロンで昼食を取ることに。
本当なら時間一杯パドックをうろつきたかったんだけど
雲行きも怪しいし・・・なんて思ってたら
サロンに入ってすぐ雨粒が。
マレーシア名物スコールだからすぐに止むだろうと思っていたのに
一向に止む気配はない。
1秒でずぶ濡れになる大雨に外に出る事は出来なかった。
パドックパスの交代時間になって戻ったものの誰も来ない。
あまりの大雨に動けないんだろうな。
しばらくその場で立って待ってたけど待ちくたびれた。
警備員の人や一緒にパドックに入った人と記念撮影大会なんかもやってみた。
小降りになったところで次の人がやっと現れ、1時間遅れでパドックパスをバトンタッチ。
でもライダー誰も走る気配ないっすよぉ・・・・
motogpの予選開始に合せて座席を陣取り、今か今かと待ってたら
1時間遅れのアナウンスが。
雨が小ぶりなうちにやったらいいのになんて思いつつじっと待ち続け
食料調達に出掛けて戻ると
「予選キャンセルだった」とツアー仲間から。
なんですと~~~~~~!
前代未聞の事態に「いつやるの?」「グリットはどうすんの?」
状況が掴めないままピットウォークの列に並ぶことにした。
ライダーは出てこないという事前情報の割にすごい人数が
狭いパドックへの通路に並び列もなにもあったもんじゃない。
「バックは前に」「ポスターとか盗まれるよ」と言われて緊張が・・・
入ってみたら全然大丈夫でしたけど将棋倒しされるかと思った。
玉やんが出て来てくれたので「日本から応援に来ました~!」と。
「予選は明日ですか?」とサインを貰いながら聞くと
「いいえ、僕は13位になっちゃいました」と言われてビックリ。
フリーの走行タイムで決定されちゃったらしい。
揉みくちゃにされながら玉やんの前から退けない私。
だって私のマジックで他の人にサインしてるんだもん。
最後に「ペンよろしくお願いします」と言ったら
「そうだよ!(サイン終らせるには)ペン返せばいいんだ」と
ピットに消えて行きました・・・・
周平君にもサインを貰い、クリニカから出てきたメランドリをパチリ。
暇そうにしていたオフィシャル3人組と記念撮影なんかもしたりして
そこそこピットウォークを満喫した2日目でございました。

3日目の夕食も行く宛が全然ないので佐藤さんご一行に無理矢理同行。
「teamイケテナイ」は全員参加。今日はタイ風スキヤキだそうです。
繁華街のビルの中にある高そうなお店に入り、オーダーはもちろんお任せ。
スキヤキというより鍋でしたが美味かった。今日も食べ過ぎたし・・(汗)
隣のテーブルに居合せた現地の家族からケーキの差入れ。
孫さんの誕生会に便乗して一緒にハッピバースディを唄ったらお裾分けしてくれたんです。
またこのケーキが甘くなくってすご~~~く美味しい・・・。
お店を出るとビル中のエスカレーターが止ってて、
薄暗いビルの中出口を捜しつつなんとかビルの外へ。
日本なら会計時に教えてくれると思うんだけど、こういう場合。
この後、チャイナタウンに行くという数人について行くことにしました。
相方は疲れたのでホテルに帰ると1人タクシーに乗ってちゃいました。
機嫌損ねたかな・・と案じつつ、折角だしね。
タクシーで向ったチャイナタウンはもう閉り掛けで
片づけ作業が忙しなく行われてました。
結局私は何も買わず、メンバーが買物するのを見ていただけですが
韓国の南大門のような感じでした。
「果物と人間以外はニセモノ」と思えと言われてるそうです。
終電間直の電車でホテルへ。
相方はテレビを見て起きてました。機嫌が悪くはなさそう・・・
お互いの報告をし明日の準備もせずバッタンキュー!

第2部に続く・・・


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